ゲーム製作(ゲ製)初心者がゲ製の心得を学べるWikiです。シナリオライター、絵師、音屋、スクリプター、プログラマー向けなど様々な講座があります(予定)。VIPPER向け。編集大歓迎。

初めに

ここでは3Dモデリングの初歩を書きます。
一応モデルを作るところまでで、ボーンという動かすための間接を入れる作業や
その後のモーション付けや、画像出力、動画出力、は誰か詳しい人お願いします。

用意するもの

まず、モデリングソフトが必要となります。
オススメするソフトはMetasequoiaです。
https://www.metaseq.net/jp/
シェアウェアではありますが、レジストしなくても
モデリングの機能だけなら利用できます。
ただ独自形式以外の出力に制限があるので
ゲームに使うデータを出力したい場合はレジストの必要があります。
肌に合うかどうか試してみて
合うようならばレジストしてみましょう。
レジストには5000円かかります。

フリーのソフトが使いたい場合はBlenderがおすすめです。
https://blender.jp/
モデリングでなくモーションつけやレンダリングなどの機能もあり
画像制作や映像制作も出来るソフトです。

面倒な作業は嫌だ、簡単にモデリングしたいという人は
DOGA-L1というフリーソフトがオススメです。
http://doga.jp/2010/programs/dogal/dogal1/download...
あらかじめパーツが用意されているので
ブロック感覚でそれを組み合わせるだけでモデリングできます。
自由度は低いですが、シューティングの自機くらいだったら
5分かからず作ることが出来ます。

ここではMetasequoiaを基準に説明しますが
基本的なモデリング技法は他のソフトでも共通なので応用できると思います。

モデリング技法

モデリングにはいくつか方法があります。
簡単なものから紹介していきます。
実際のやりかたはあとで説明します。

プリミティブ

正方形や円柱などあらかじめ用意されている形状のことです。
体験講座などで行われる3D講座では
このプリミティブを、拡大・縮小・移動して
ブロックのように積み重ね、雪だるまや家を作ったりすることが多いです。
単純な形状しか作れませんが、仮データなどを作る場合にはこれで十分です。

回転体・掃引体

回転体は片側の側面の形状を作ったあと、ろくろのように回転させ
モデリングする方法です。
例えば、カタカナの「コ」の字を回転させると背の低い円柱が出来ます。
不等号の「>」のような形状ならばそろばんのコマのような形状が出来ます。

掃引体は底面の形を作った後、それを型にして押し出した形を作ります。
四角の形を押し出せば四角柱が出来て、〇の形を押し出せば円柱が出来ます。
星型を押し出せば、なるとのようなギザギザの柱が出来ます。

この二つは初歩的なモデリング方法ですが、組み合わせることで
無機質な人工物であればかなりの範囲を作ることが出来ます。
正確にその形を作るのは無理でも、それっぽいものなら意外といけます。
半面、有機物や自然物はこの方法では作るのが難しいです。

ポリゴンメッシュ

ポリゴンを直接はって形状を作ります。
自由度はかなり高いですが、作るのに非常に根気が要ります。
3D空間に3つないし4つの点を打つと、それを頂点とした面が出来ます。
通常のモデリングでは、新しい面を直に作ることもありますが、
大抵は簡単な形状を作ったあと、その形状の頂点を増やして
徐々に細かい形状に変形させ、長さや大きさを調整して作っていきます。
恐らくみんなが一番やりたいキャラクターモデリングをするには
この方法を習得する必要があります。

材質

これは形を作るのでなく、色や質感をセットするものです。
絵を張り付けるテクスチャマッピングとは違い
モデルそのものの色や質感を変更します。
ゲームではテカり方などは調整されますが
色や模様はテクスチャマッピングでつけることが多いです。

平行マッピング

これはテクスチャマッピングの技法で
平面的に画像をモデルに貼り付けます。
丁度、プロジェクターでモデルに向けて絵を投影したように
一方向だけから絵を焼き付けます。
デーカールのように張り付けるので
一部だけ模様をつけたい場合や
平面が多い図形に向いてますが
ゲームなどではあまり使われません。

円柱マッピング

これはテクスチャ画像を筒のように丸め
その真ん中に置いたモデルに焼き付ける方法です。
ジュース缶のような円柱状のものに向いていて
底面や上面は別に平行マッピングしたりします。
ゲームなどではあまり使われません。

UVマッピング

これは、テクスチャ画像上にモデルを展開図のように
展開させて画像を焼き付けます。
キャラクターなどの複雑な形状に模様をつけるときには
この方法を取る必要があります。

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